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日刊田中けん

辞める人、辞めない人

維新離党の東国原氏が議員辞職 清水氏が繰り上げへ
2013.12.17 13:19  MSN産経ニュース

 日本維新の会を離党した東国原英夫衆院議員(56)=比例近畿=は17日、伊吹文明衆院議長宛てに議員辞職願を提出、伊吹議長は同日、これを許可した。維新の比例近畿ブロックの名簿に従い、清水鴻一郎元衆院議員(67)が繰り上げ当選する。

 東国原氏は、東京都の猪瀬直樹知事が辞職した場合の都知事選への出馬が取り沙汰されている。

 東国原氏は11日に離党届を出し、党は12日の持ち回り執行役員会で正式受理した。辞職願の提出が遅れた理由について、東国原氏の事務所は「事務手続き上の問題だ」としている。
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 東国原氏が衆議院議員を辞職した。
 これは大橋巨泉氏や細川護熙氏が議員辞職をした時にも感じたことだ。
 なぜ衆議院議員になったのに、そうも簡単に辞めてしまうのか。
 議員を職業にするなという声を聞くが、議員を生業と考えない人は、こうも簡単に議員職を投げ出してしまう。

 議員歳費を削ったり、無報酬で働かせるべきという考え方もあるだろうが、そのように生業とはならない議員職を作り出すと、議員は簡単にその職を辞めてしまうだろうということは、有権者の多くの方々に記憶に留めてもらいたい。

 多分、優秀な人ほど議員職はバカらしいと思うのではないだろうか。どんなに素晴らしいアイディアも、議会という合議制の下では参考意見にしかならない。執行権は首長が持っているから、首長に認められないと自分の主張は行政に反映しない。
 それをとても非効率的で、むなしい作業と思ってしまうほど、能力溢れる人材は、議会を去って行くだろう。
 議会には、時に優秀な人ほど、その場に留まれない構造的問題が存在する。だからこそ、議会人として必要なことは、優秀さ以上に、粘り強さ、へこたれない精神力が求められることとなる。

 誤解を恐れずに言えば、議員を辞められるのは落選した人だけだ。
 当選し続ける限り、議員は辞めてはいけない。議員であることを続けようとして、次の選挙にも出馬すべきだし、ましてや現職であるのに、何か別の選挙に出ることを明確にもせずに辞めてしまうことは残念でもあるし、無責任だと思う。
 特に今回の東国原氏の場合は、衆院選挙が終わってから丁度1年目での議員辞職である。

 一つの仕事を一生続けることが美徳であるかのような時代で無いことはわかっている。それでもたった一年で、それも国民から選ばれた代表としての自覚を持ってか持たずしてか、辞めてしまう人は何なのかと不思議に思う。

 その意味では、議員はそう簡単には辞めるべきではないが、どこまでも辞めないというのは、それはそれで問題もある。
 今や時の人となった猪瀬都知事のことである。
 これだけの騒ぎになったのだ。本当に都知事を続けたいのであれば、一度辞職して、もう一度都民に信を問うてはどうだろうか。
 首長の場合、議員と違って出直し選挙ができるのだ。

 責任感とは関係なく、これだけ多くの方々に疑惑を持たれているのだ、猪瀬都知事は一刻も早く都知事をお辞めいただきたい。

 どちらにしろ、有権者から選ばれた人は、その立場に立った時に、その人の本性が見えるようで、とても面白い。

2013年12月18日