田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

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日刊田中けん

一般質問が始まりました

ところで、一般質問だというのに、前振りが長い質問というのは何なのでしょうか。

 

日本がオリンピックでメダルを取ったこと。

小保方さんがSTAP細胞発見したこと。

 

どちらも確かにおめでたいことだし、心からお祝いすることはやぶさかでは無いのだが、もし我々のように小さな会派が、大会派である自民党と同じように「~おめでとうございます。~は日本人としてとても誇らしいことだ」などと、その時々の事情について事細かく論評していたら、すぐに質問時間など無くなってしまう。

 

それら日本人として、おめでたい、祝いたいという気持ちは誰も同じであるにも関わらず、延々とその祝辞を一般質問で行うことの「無意味性」について、私は一言ここで苦言を呈したい。

 

さて、初日の質問で面白かったのは、区長と共産党のやり取りだった。

共産党は「消費税を、区が徴収する使用料などに転嫁するな」と主張し、区長は「消費税を転嫁することが法律遵守なのだ」と一歩も譲らない。

共産党の主張によると、東京の他区では実際、消費税を転嫁せずに使用料等を据え置いている区があるという。

それに対して区長は、そのような値引きサービスをすることは断じてまかり成らないというのが、政府からの通達であって、我々江戸川区はその通達にのっとって仕事をしているだけだと反論する。

 

これについては、とても面白い見解の相違だったので、後日詳しく調べてから、私なりの見解も含めてコメントしたい。

 

さて明日は、一般質問2日目。江戸川区議会には、一般質問をしたいという人、または一般質問ができるという人材がたくさんいる。だからこそ、私は一般質問の日程を3日間以上にしようと主張しているのだが、それは実現できていない。

 

東京23区では無い、他の地方議会では、年四回ある本会議にあって毎回質問する議員がいる議会は珍しくない。江戸川区にあっても、議員の意欲次第で、大いに質問できる議会であるべきだと私は思うのだが、江戸川区民の有権者は、その点についてどのようにお考えだろうか。

2014年02月19日