田中けんWeb事務所

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日刊田中けん

ここにも1人発言の軽い政治家を発見!

橋下知事、やっぱり上海へ 中国側「手違い」再度招待
2010年10月21日14時1分 asahi.comより


 大阪府の橋下徹知事が上海万博事務局から今月31日の万博閉幕イベントへの招待中止を伝えられた問題で、橋下知事は21日、中国側から「万博事務局のミスだった」と伝えられ、再度招待されたことを報道陣に明らかにした。知事は「断る理由がない」と述べ、参加する意思を示した。


 橋下知事らの説明では、18日に万博事務局から「プログラムの性質が変わった」と招待中止の連絡を受け、府が抗議していた。その後、在大阪中国総領事館の総領事から「大変お騒がせしました。知事の招待は変わらない。出席を希望いたします」との文書を受け取ったという。


 知事は19日、府が尖閣諸島沖の衝突事件などをめぐって「中止するなら10月8日までに連絡してほしい」と事務局に伝えていたにもかかわらず、その後に一方的に中止を伝えてきたとして「(信頼は)マイナス2万点」などと憤り、今後の訪中を控えるとしていた。
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 発言が軽いと言うことでは、鳩山由紀夫氏の右に出る政治家はいないだろう。氏ほどではないが、やはり発言の軽い政治家を発見したので、ここに報告する。

 私は日頃、橋下知事の行政手腕を高く評価している。その発言も、高く評価できることが多い。
 ただし、光母子殺害事件に関する発言では、橋下知事をたしなめるコメントを9/25に、私はしている。今回もまた同じような事になってしまった。橋下氏にとっての日頃の発言からすると、一度行かないと言ったのに、再度訪中決定の判断をしたということは、いただけない。


 そう言えば、橋下氏の発言を今一度思い出して欲しい。
“出ない”と発言していた大阪府知事選に結局は“出た”
“行かない”と発言していた上海へ結局は“行く”ようである。


 多くの政治家が、揚げ足取りされないように発言を慎重に行い、魂がこもらない発言に終始しているが、橋下知事は、言いたい放題である。この格好良さが、私も含め、一部の国民から高く評価されているわけだが、それはそれで良いとしても、発言が軽い。


 一度言ったことを、すぐに撤回するようでは、信用に足る人物とは言えない。


 かつて私の支持者で「一度吐いた唾は飲めない」と言って、前言撤回することができないということを語った人がいた。
 そう。つまり前言を撤回すると言うことは、道ばたに吐き捨てた唾を、膝を地に着け、土下座するような格好をして、直接口からすするぐらいの格好悪い行動をするだけの“覚悟”が無ければ、そう簡単にしてはならない行為なのである。
 格好悪い行動ができる覚悟無き、前言撤回は、また二度三度と同じような行動を繰り返すことにつながる。屈辱的なまでの卑しい格好を想像すればこそ、二度と前言撤回などという軽はずみなことをすることはないと心に誓えるのである。


 橋下知事の発言が軽いのは、若さ故か?
 今後の氏の成長を見守りたい。


2010年10月30日