田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

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日刊田中けん

支那中国を見て、日本の素晴らしさを知る

歴史学者にも懲役10年=党政府批判で裁判非公開-中国
                     (2012/02/08-18:55)時事ドットコムより
 【北京時事】中国人権民主化運動情報センター(本部香港)は8日、湖南省邵陽市の歴史学者、呂加平氏(70)ら3人が共産党や政府を批判する文章を発表したとして、国家政権転覆扇動罪で懲役10年や同8年などの有罪判決を受け確定したと伝えた。
 3人は2010年9月に当局に連行された後、消息不明となり、家族にも知らされないまま、昨年5月に北京第1中級人民法院(地裁)で判決が言い渡された。弁護人は当局が指名し、2審は開かれずに判決が確定。うち1人が懲役3年、執行猶予5年の判決で、服役が猶予され居住監視が解除されてから、残る2人が服役中であることを家族に伝えたという。
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 言論の自由が無い国。野党が存在しない国。
そのような国がどれだけ恐ろしい国かは、お隣の支那中国の政治体制を
見ればよくわかる。
 改めて言論の自由が保障されていること。
それと同時に、少数の政治勢力にも発言の機会を制度として保証していること。
 この2つが、重要なことは、日本にあっても同じ事だ。


 国政では、小選挙区制によって選ばれた国会議員達が、
それを既得権益とすべく、更に大政党有利の選挙区制度にしようとして、
比例区の削減を狙っている。
 江戸川区議会では、一人会派に対して、年間24分しか質問時間が保証されていない。
つい最近までは、一人会派に対しては、予算特別委員会も決算特別委員会も、年1回ずつ行われるこの様な重要な会議に出席さえできなかった。
 このような少数会派を政治的に弾圧する議会ルールのため、私は8年間まるまる上述した委員会に出席できなかったのである。


 何が何でも多数決で決めることが良いとは言わないが、
仮にそうだとしても、少数意見に対して発言の機会さえ奪うような、
政治制度や議会ルールは、少数者排除の論理により、
恐ろしい政治運営だと言わざるを得ない。


 正義とは、相手と自分の立場が変わったとしても、
良し悪しの基準が変わらないこと。
 これを私は正義だと考えている。


 よって、いつの日か私が、多数派の政治集団に組したときがあったとしても、
現在の少数派の時の苦い経験を忘れることなく、
少数者の意見が自由に言えるような政治体制、
議会ルールを作っていきたい。


 お隣の支那中国は、反面教師として、とても役立つ国である。


2012年02月09日