そもそも私は多くを語る議員ではないのですが、数少ない主張の一つに、「過密の防止」があります。つまり東京は人口過密であり、もっとゆとりある生活空間を実現しようという主張です。

多分、このような主張だけならば、「それは結構な話だ」ということできっと誰も反対はしないでしょうが、「ゆとりある生活空間」を実現すべく、具体的な話をし始めると、きっと多くの反対者が出てくるのでしょう。

 

「ゆとりある生活空間」とは何か。

それは広い家。広い道路。広い学校。広い公園。広い駐車場。

 

江戸川区には70㎡規制があって、原則として70㎡ないと戸建て住宅は建ちません。では広い家を実現すべく70㎡を100㎡に規制強化したらどうでしょうか。

 

建築基準法の原則として「敷地に接する道路幅が4m以下。あるいは道路幅は4m以上でも、道路に接する敷地が2mより狭い」この様な条件の土地に家は建ちません。区内にはまだまだ4m未満の道路がたくさんあります。これらの道路を4mにしようとすれば、どうすれば良いのでしょうか。

 

江戸川区の小中学校はほとんどが1万㎡未満です。この敷地面積は、田舎の学校の3万㎡と比べると、とても狭い面積です。この狭い校庭を広げようとすればどうすれば良いでしょうか。

 

「ゆとりある生活空間」は、誰もが望む理想的な町です。

しかし、それを実現しようとすれば、多くの人たちから土地を提供してもらったり、場合によっては立ち退いてもらわなければ、新しい土地は生まれません。たくさんの土地が生み出され、「ゆとりある生活空間」が実現したとしても、それを維持するためには、以降厳しい規制をして、住民には自由な土地利用を認めてはなりません。地域の価値を高めるために地域が同意したルールに基づく「制限された利用」を住民自身が徹底しないと、きれいで調和の取れた町並みは実現しません。

 

地域社会にあって、良き住民に住んでもらうためには、町を形成する単位となる個々の住宅政策をしっかり行うことが要となります。

 

前述したように、不動産屋が売り出す新規の分譲住宅は、100㎡以上にするとか、集合住宅にあっては、狭小なる1Rや1Kを排することも必要です。

 

「ゆとりある生活空間」の実現に向けて、私はまず理想的な住宅のあり方について研究、提言をしてゆきます。
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