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日刊田中けん
落選候補者の残念会に出席して

 5月12日(木)今回、二人目の落選候補者を励ます会合だ。
 人は違うが、やはり顔を知っている人が落選すると、私としても相当辛い。


 その方は、民主党所属の議員さんだった。
 これまで私も散々民主党のことは批判し続けてきた。もちろん、自民党も公明党も、権力をより多く持つ政党を、私は批判し続けてきた。
 それでも、顔を知っている議員さんは別だ。


 所属政党がどのような政党であろうとも、私は個人の政治家としての資質を評価する。この候補者を落選させてしまったことの損失を誰よりも感じている議員の1人であろう。


 菅直人首相や民主党の人気がなさ過ぎた。
 敗戦分析をすると、どうしても外的要因にその原因を見つけがちである。
 しかし、この逆境にあっても、当選した民主党候補者だって、世の中にはたくさんいるのだ。所属政党を落選理由にしてしまうことは簡単だが、候補者は、そこから一歩も前に動けなくなってしまう。
 自分自身に敗戦の原因があったのだと考えなければ、これから何としてでも、復活するという意欲が沸かなくなってしまう。


 私はたまたま、下から3番目の順位で当選できたのだが、票と順位を減らした理由を厳しく問われれば、頭を下げて、黙って、みんなのご意見を拝聴するしかない。
 他人の落選ではあるが、まるで自分の落選であるかのような、辛さである。
 落選は、それを味わったことがある人でなければ、多分想像がつかないくらいのショックなのだ。


 今回落選した候補者の4年後の復活を心から祈ると共に、自分自身が、4年後、同様な慰めをうけるような立場に立たないよう、この情景を厳しく心に刻み込んでおかなければならない。


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2011年05月15日 00時00分