ご存じの通り、江戸川区花火大会は区内最大のイベントです。
観客動員数139万人の日本一の花火大会です。

私はこの区内花火大会に毎年参加しています。
もちろん、一義的には花火を楽しむことにありますが、
二義的には、花火大会がどのように運営されて、
かつどのような問題点があるのか、
前議員目線で検証することでもあります。

江戸川区花火大会は毎回天候に恵まれて、
中止、順延になったことがありません。

しかし今年は特に猛暑の元行われた花火大会でありました。
熱中症対策を十分考えた上での運営が望まれます。

以下、私見を述べます。

1.土手上におけるロードバイクの規制
花火前日ともなると多くの人が、協賛者席の列に並んでいます。
開場または整理券が配られるまでは、協賛者席に並ぶ人が、
夜通しいるわけですが、
昼夜問わず、ロードバイクはスゴイスピードで土手上を走っています。
「通りまーす」
と大声をかけられて、私自身も夜、
後ろから来たロードバイクとぶつかりそうになりました。
ロードバイクを規制して欲しいとの声が参列者からありました。
自転車とはいえ、ロードバイクの速さは時速30㎞にもなります。
そのロードバイクが、人混みの中を突っ切って走るわけですから、
何らかの規制をしないときっと事故が起こるでしょう。
「役人は実際に事故が起こってからでないと動かないから、当分規制は難しいのでは無いか」
参列者の諦めた声が聞こえてきました。
せめて、前日から交通規制をかけた方が無難です。

2.協賛者席入場券における整理券の配布時間。
これは協賛者席入場券を持っている人たちが、
何日も前から受付前に並んでいて、先着順に整理券を配っています。
今年は120枠から180枠に、整理券の枚数を増加。
整理券を配ることも、整理券の枚数増加も結構なことですが、
整理券配布が、当日の13:40~。
整理券所持者の入場が、14:30~。
その間、列に並んだ人たちは熱中症に気をつけながら、
炎天下でじっと耐えて並んでいます。
整理券をもらった人は、開場まで現場を離れることができますので、
整理券配布は、当日9時頃にしていただき、
日中の暑い時間帯に並ばなくても済むような対応が望まれます。

3.協賛者席入場券における整理券の配布方法。
整理券の配布は、先着順に行われるのですが、
「この席が良い。あそこの席が欲しい」
とのように、列に並んでいた参加者が処々の希望を述べたため、
内側から順々に整理券を配ることができず、
現場の職員が対応に苦慮していました。
整理券の事前配布については、現場職員の苦労を鑑みて、
参加者の希望を聞くことなく、機械的な配布が良いでしょう。
あと、整理券のミシン目が柔なので、
2つ折りにして持っていた人の中には、
整理券が切れて半分無くなってしまった人が多くいたことも今後の課題です。

4.整理券を配布した土手上の協賛者席が空いている。
整理券を受け取った人は、事実上の指定席を確保したとの思いから、
14:30開場になっても、整理券の対象となる席にシールを貼りもせず、
そのまま放置している人がいました。
15:00に整理券をもらえなかった協賛者が入場してくるわけですが、
整理券の対象となった席が放置されているので、
その場所に座ろうとして、後でトラブルになりそうでした。
いくら、整理券をもらった人であっても、
14:30開場の後、すぐに自分たちの場所を確保していなければ、
一般協賛者の入場以降にはその権利を放棄したものと見なさないと、
折角の土手上の平らな席が空室のままになってしまいます。

5.そもそも協賛者席が空いている。
土手上の整理券の対象となる場所の空席はありませんが、
斜面の協賛者席に関しては、相当数空席が目立ちました。
これはどういうことなのでしょうか。
そもそも協賛者席入場券の配布が少なかったのでしょうか。
協賛者席で花火を観覧したい人はたくさんいるはずです。
特等席である協賛者席が、斜面とはいえ大量に空席になっていることは、
問題ありと言わざるを得ません。

6.開場時間
整理券方式が導入されたのが、確か2年前からです。
開場と共にヨーイドンで場所取りに走る人も少なくなり、
観客同士のトラブルの数もグッと減りました。
それならば、開場時間を現在の14:30と15:00にしないで、
15:30と16:00のように1時間遅らせても、何ら問題無いと思われます。
とにかく炎天下で人がじっとしていなければならない時間を
いかに減らせるか、それについてもっと考える余地があります。

7.トイレが使える時間
場内アナウンスでは、
「熱中症には気をつけて充分な水分補給に努めてください」
このようにアナウンスしているにも関わらず、
なぜか会場内のトイレは、16:30以降でないと使えませんでした。
意味不明です。
水分補給をすればトイレに行きたくなるのは必然。
運営側による謎対応です。
開場と同時に場内トイレは使えるようにしてください。

8.土手上の平らな協賛者席の増加
協賛者席で特に人気があるのが、土手上の平らな席です。
斜面はどんなに真正面でも人気薄ですが、
平らな席は、多少正面から離れていても人気席です。
今は一般客に開放してある協賛者席枠外の土手上の席ですが、
ここは全て協賛者席枠として、整理券配布の多少にすべきでしょう。

9.協賛者席の衝立
後の衝立はともかく、左右を分ける衝立に関しては必要ない。
花火鑑賞に邪魔になるので、次回からは取り外すか、もっと低くして欲しい。

問題点ばかり指摘しましたが、
評価できるポイントも記述しておきます。

1.喫煙者が少なかった。
私が確認した限りですと、列に並んでいる協賛者が喫煙していました。
どんなに協賛者席が禁煙とは言っても、事前に並んでいる協賛者の列に、
喫煙者がいると、周りの人はその列から逃げられません。
並んでいる人にも禁煙の徹底をお願いしたいものです。
また花火師に喫煙者がいました。
あと帰路の途中の人混みで帰宅中の一般客の中で喫煙者を発見したので、
私がその場で注意しました。喫煙者は素直に従ってタバコを消しました。
私が確認した喫煙者は、それだけです。

2.花火打ち上げ中に移動する人が少なかった。
特に評価するのが、最前列の移動者です。
例年、最前列の歩道が、花火を見たいがために移動者を装って、
歩く人たちによって占拠されていました。
それによって、折角協賛者席で座っている斜面最前線に座っている人たちからは、
歩行者の壁によって、花火が見られないというトラブルがありました。
しかし、今年に限っては、最前列の歩道を移動する人はほとんど無く、
協賛者席最前列にいた観客も満足して花火観覧ができたことでしょう。

3.新作花火が多かった。
毎年旧作を見たいというファンもいるのでしょうが、
毎年見続けている私としては、新作花火があって満足しました。
去年は、天元突破グレンラガン『お前の×××で天を衝け!』がBGMとして使われていました。

https://www.youtube.com/watch?v=6sDpUbssmCg
今年は、グレンラガンがBGMとして使われていませんでしたが、
『お前の×××で天を衝け!』
は、とても盛り上がる名曲なので、是非復活させてください。
あと、場内アナウンスは、是非、若手有名声優を使ってくれると、
更に江戸川区花火大会に話題性が増えて、良いPRになると思います。
花火を盛り上げるため、花火に彩りを添える周辺の演出にも是非工夫をお願いします。