禁煙集会に出席すると、当然ながらタバコの煙で不愉快になることはありません。とても安心できる集会です。

しかし、一方でどんなに安心安全な集会であっても、この場で、タバコの害を訴えたところで、吸っていない人相手にどれだけの効果があるのだろうかと常々思っていました。

「禁煙は喫煙者に説いてこそ意味ある行為」

だからこそ私は喫煙者がいる集会にも度々顔を出します。
私が政治家で、禁煙を政策として掲げている人物であることを知っている前提ならば、そこに集まった喫煙者は何らかの葛藤を心に持つだろうと期待するからです。
何度も同じ主張をするつもりはありませんし、嫌がらせをするつもりもありません。
ただし、あなたが喫煙していることで、それを不愉快に感じる人間が身近にいることに、違和感を感じて欲しいのです。

同質の仲間同士で過ごしているのは心地よいのですが、やはり禁煙を社会に広めようと思えばこそ、無理ない範囲で、より多くの喫煙者も集まる集会へ飛び込んでいくのも、「政治家の務めかな」と思うのです。

喫煙者がいる「アウェー」にこそ出向いていく。

タバコの煙を少しでも吸ってしまうと体に変調をきたすようなデリケートな方にはお薦めできません。
誰にでも勧められる訳ではありませんが、私のように煙に対して多少は耐性がある人には、不愉快を承知で、是非無理ない範囲で、アウェーに出向いて欲しいのです。

そもそも論で言えば、政治家は自分の主張を街頭でより多くの人に訴えるものです。
禁煙政策に限らず、様々な主義主張を持った人たちが、街頭にはいます。
最初から同質とは言えないその人達に対して、主義主張を訴えていくそのスタイルを政治家であるならば、今後も大切にしていきたいと思います。

区議会議員に初当選してから24年。
頑迷な喫煙者だった二人の友人が、今や非喫煙者となったことは喜ばしい私の実績です。