プロフィールにも書いてあるように、私は大学を卒業してすぐに区議会議員選挙に立候補して当選して現在に至っている。

途中、都議会議員選挙に立候補して落選し、2年間の浪人生活を送り、その間、ホームヘルパーの資格を取ったり、アルバイトをしたりしながら、その2年間を過ごし、再度区議会議員に当選したわけだが、2年間の浪人生活と、今回の様な4年間の浪人生活とでは、生活期間は倍も違うわけで、生活内容も必然的に違う物になる。

浪人生活は、人それぞれなのだろうが、私はこの4年間を使って、起業することにした。起業とは言ってもあくまでも本業は政治であるという意識なので、自分の政治活動を経済的にサポートするための起業を心がけた。

起業によって収入を得て、それもなるべく拘束時間が少なく、日常的な政治活動に支障が出ないような仕事を選んでの起業を目指した。

3年前の4月に落選して6月には起業の届出を税務署にしたわけだが、最初の2年間いや最初の2年と半年までは、赤字の連続で、自分が理想とした「政治活動の足しになる起業」とはほど遠い現実を突きつけられた。

しかし幸いなことに家族や友人知人のサポートに支えられて、ここ半年ばかりは仕事が順調に推移し、実質黒字に近い数字を残してきた。

財務内容が少し良くなってくると、選択肢の幅が広くなってくる。この度、事業の足しになるよう銀行から融資の手続きを進めてみた。

事業を立ち上げた3年前は、江戸川区創業支援をまともに信じて、の融資を頼って、何度も江戸川区役所へ足繁く通ったが、結局融資は受けられなかった。
自分が融資を得られなかったから言うのだが、創業支援とは名ばかりで、実態は、多くの起業家たちに厳しい現実をつきつけるのが、区の創業支援の実態なのだと言うことを知った。
私に限らず、多くの起業家は、中小零細の事業者は、希望を求め、絶望を知って、江戸川区役所を去って行くのだろうと学んだ。

「もうこれ以上は江戸川区には頼れない」

そんな思いの中で、ここ3年間事業を続けてきた。

今回もまた、江戸川区の融資は受けられなかったのだが、東京都の融資を受けることができた。江戸川区の融資の条件よりも悪いのだが、それでも東京都の枠で融資を受けられることは、私にとってとても嬉しいことだった。

希望した額を満額融資というわけには行かなかったが、希望額の50%以上の融資が受けられることになって、本当に関係者には感謝している。

この感情が、今まで私が身近に接してきた中小零細企業の経営者の心情なのかと思うと、今さらながら浪人して得られた追体験を次の政治の場で生かすしかないだろうとの思いに至った。

「いつか江戸川区を見返してやる(いつか江戸川区の融資が受けられるようになってやる)」

そんな思いで今後も事業を続けることになるのだが、この貴重な起業経験を、政治の場で大いに活かしていきたいものだ。